趣味への路 86 ライブ

音楽を聴くのが好きだ

が楽器は手拍子迄にとどまり歌声は失笑する程音痴 だから聴く専門

でライブに行ってきた お気に入りのロックバンド このバンド たまたま見ていた朝の情報番組で演奏するのを観たのがきっかけ とても爽やかな朝とは程遠いベクトルの風貌でありメロディラインでありパフォーマンスであった 一発で我が心を弾かれた 以来10年程になる

彼らのライブは自分の定休日(平日)に東京で演るのは年1回もあればいい 今回も貴重な1日

彼らの曲は権力者に対してアンチテーゼがあったりブルジョワに対しプロレタリア思想もある 甘酸っぱいのもあるが世知辛いボヤきもある エモーションではあるがエレジー(哀)を感じる 21世紀なのに昭和的 クールでは無い ただ熱い そこはかとなくムンムン湧き起こる湿った質量を感じるのだ

実は彼らの曲はどれも似ている(本人も言っていたと思う)が飽きない それはライブで圧倒的な全力のパフォーマンスを見てるから

歯をくいしばるくらい叩き弾き奏でるビートに音楽を聴くという感覚がビールを喉越しで感じるが如くあおり浴びた様だった 直 球ストレートと言うより無我夢中全力投球 彼らのマッシュルームヘアから汗が放物線を描く イカすのだ

で ライブ会場に入る で毎回思う 自分がこの箱の中で最年長かも と で今回も探す 自分より齢を重ねてそうな人を ライブであればステージ近くと後ろでは消費カロリーが違う それでもいい歳してカロリーを消費する方へ向かってしまう で 再び思う どうか足を挫きませんように! 再び探す ノリノリなおじさんがいますように! つい頭の方に目がいく 顔のシミに目がいく いた!同年代風のおっちゃん 安心

しかし始まってしまえば気にせず20代30代とまみれてる自分がいる 今回も全身に浴びましたこんな風なバンドです

2019-06-14 | Posted in ISHIKAWA'SPAGEComments Closed