趣味への路 17
食べる事が好きだ
ただ身体に良い物と意識して食べる事はあまり無い 八百屋に行って国産の物を買うぐらいだ
VOLUMEに入る前の1年半を富士山の麓で農業をしていた お茶と米
人の頭を刈らないで茶と米を刈っていた訳だ
その間に色んな人達と知り合いになり今でも2〜3ヶ月のペースで富士山の麓までブラリ行く
先日もブラリ友人宅に行って来たのだが その日はたまたま知り合いの牧場主のBBQのおよばれがある ということで 飛び入りで自分も参加
ここの牧場は繋がりを手繰れば遥かとおくにあるだろうが余りにも細~い糸なので無理に手繰る事は無く 本日は誠に申し訳ないです といいながら牧場に着くやいなや早速ビールをプシプシ 肉が焼き上がるのをチラチラ横眼で確認しつつ出されたオカズをホイホイ頂く
全く自分はなーんにもしていないのに 誠に申し訳ないと思いながら 更にビールをプシッ
広い牧場の一角で肉の塊(牛モモ5キロ)を炭火焼き 眼にも美味しい
ハクション大魔王のハンバーグが食べたかった ハイジのトロけたチーズのパンが食べたかった オバQの小池さんのラーメンが食べたかった
今 目の前に肉の塊がゆっくり回って焼かれている
ギャートルスの骨付肉が食べたかった、、、
骨は無いけどまさにコレ!
コンガリ焼かれた表面をナイフでやや厚めに削いでいく ナイフをあてた所から赤身が薄い月明かりに浮ぶ
塩で頂く 噛むと赤身肉の旨味がジャッとでる 炭火焼き独特の匂いが更に旨さが増してくれる
旨い ただただ旨い
味蕾の画素数が粗いボンヤリした我がバカ舌でもしっかり旨味が解る
口に残った脂を赤ワインで流すとアラ不思議 口の中がサッパリする
ウマー ウマーと連呼すると背後に月明かりに姿を見せた放牧しているウシ
シュールレアリスム
なんだかどう言ってやっていいか分からないので軽く会釈すると牛は後退りしながら闇の中へ消えて行った
しかし旨い!幾ら食べても胃がもたれなく口の周りがテラテラにならないのはこの肉のおかげ ここ岡村牧場の岡村さんのおかげ やはり良い食べ物に関心を持つべきだ
この肉はオーガニックレストランなどで食べられる ある人曰く食べた後の皿は洗剤があまりいらないという
その肉の名は「富士山 岡村牛」
牧場ブランド肉だ ビーフジャーキーも旨い!
このポスターは友人の奥さん作
こちらを小悪魔的に美味しいでしょと目で訴えているのはその娘
この娘とその妹他募集をかけてFNM48(富士宮48)としてプロデュースしようと思う