イシカワの美容の話
コーイチがカットコンテストに出場した コンテストデビュー
多々ある美容のコンテストの中で今回の大会は主催側が用意したウィッグ(首から上の人形)でグラデーションカットというテクニックのみを使いスタイルやイメージは当日の競技スタート5分前に発表という今までにない大会
同じ素材、同じテクニックの中 具象的なお題に抽象的なイメージが入る 過去の一例だと 前髪→自由、ライン→前上がり、バランス→アシンメトリー、イメージ→赤いワンピースの似合う可愛いスタイル、という感じ
高度な技術とハイセンスが問われる大会
カットコンテストはキャリアが長ければプライドが邪魔し キャリアが無ければ自信が持てなくコンテストに興味を持つ美容師は多くはない
今回の大会はキャリア30年の人も出ているしスタイリスト1年目の子も出ている その中でコーイチは出場した
コーイチはスタイリストではない なのに何故出るか
自分の腕を試したいからもそうだろうが未来のお客さんに喜んでもらいたいからもっと上手くなりたい欲求がそうさせたのだと思う
そんなコーイチを逞しく思う
コーイチの技術指導をしている立場として大会を観に行った 見学者は競技開始と共に入場を許される 予選会なので会場は狭い ゆえに近くで見れる コーイチは緊張している様には見えない カットフォームやシザーワーク(ハサミさばき)も周りと引けを取らない
イイね 少し安心
けど同時に周りのスタイルが気になる 刻一刻と刻む残り時間が気になる ヒヤヒヤ
浜口京子選手を応援するアニマル浜口の気分(声は出してないけど、、)
時間が経ってくるとラインの綺麗な出場者がチラホラ
気になるー
「コーイチィ!」と叫ぶ 心で
出場者が次々仕上がりにはいっている ハラハラ 主観では気付かないが他人のはちょっとしたことがよく見えるものでコーイチの出来が気になって仕方がない 公正を期す為外からは声をかけられない
周りもいい作品がチョイチョイある
で 時間終了
コーイチ何処と無く心ここに在らず の顔 きっと審査の結果が既に気になるのだろうか 指導している自分にとっても審査される気分
で審査の結果
コーイチの顔をチラ見 強張っているのかいつもの笑顔なし
入賞5位までは惜しくも入らず、、残念
イシカワの評価は6位くらいかなぁ
未来のコーイチのお客さん! きっとコーイチは貴方の髪を素敵にします 更にスキルを磨くのでもうちょい待っていて下さいね笑顔の下に悔しさが見える