趣味への路 5

映画が好きだ

その中でもエンドロールの裏方の日本人を探すのが好きだ
勝手が解らない知らない土地で理不尽な事に涙し夜空を滲ませる事もあったろう 言葉や習慣の壁にブチ当たり夜通し呑み明かし黄色い朝陽に眩しい思いをした事もあったろう、、、
それでもめげず孤軍奮闘して頑張って今があるのだろう、、、と エンドロールの日本人の半生を勝手に妄想したりする
外国映画に 日本人が! 発見するだけで嬉しくなってしまう
「捜査官X」 香港中国映画
金城武 ドニーイェン主演
裏方に日本人が出ては喜んでいるがスクリーンに出るとなると どんな扱いをされるのだろうか と逆に心配になる
が 金城武は別だ 映画が始まる前から安心して観られる
物語は1917年 中国雲南地方が舞台
雲南の綺麗な情景にそって話は進むが2転3転して行くサスペンスアクション
高級中華料理店行き 前菜の盛り合わせがきて フカヒレの姿煮がきて北京ダックが出てきたので 次は海鮮辺りかな?と思ったら焼き餃子が出て来た という様な映画 最後には円卓の上には色んな中華料理が並んでいて 主張のある香辛料で人によっては好き嫌いがあるだろうが 味は旨い! という様な不思議な余韻を残す作品 これだから映画はイイ!

映画の日だったので千円 これは凄く得した気分でした

余談ですが、、、「捜査官X」は邦題 この題名で予想を裏切ってくれるが
原題は「武侠」 こっちのほうがしっくりくる

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2012-05-02 | Posted in ISHIKAWA'SPAGEComments Closed