旅日記 NEXT DOOR プーケット2

ここでの話はちょっとした旅の話を綴ってます、、、。

赤やオレンジで照らす太陽を描くのは世界では稀だ

照りつける陽の光はただただ白にしか見えなく 姿形ははっきりと確認することが出来ない
眩し過ぎて目を閉じれば円い光となった太陽の残像をいつまでも残す

うっすら目を開け投げ出した足の向こうには幾重にも重なる碧色の海が広がり
薄い空の色を見て “忘れな草色だ” と
教えてくれた人を想う

これらの色を画家はどうやって筆で奏でるのだろう
これらの色を詩人はどうやって言葉で編むのだろう

やはり旅人は画家や詩人が似合う
と感嘆し嫉妬する

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寄せては返す波は荒らげる事なく
ゆっくりゆっくり満ちていき 寝ている
ベッドに近づいてくる

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まだこれから陽は更に高くなっていく
1日の半分も過ぎていない
ジリジリ照りつける陽に向いてビールをあおると 喉をチリチリ引っ掻いて落ちていき自然とまどろみに落ちていく

まだ時としては早いうつらうつらしたうたかたな午睡にここが何処なのか解らなくなってしまう

陽の光を手でかざし空を仰ぐ
いつか見た空と重なっていく

もし願いが叶うのなら このまま陽が落ちないで欲しい、、、などという陳腐な願いではなく 時より砂を舞い上がらせ髪を揺らし目を細くさせるこの風が
シロッコ(地中海北岸に吹く高温の風)
の様にこの土地特有の風であり名前があって欲しいと願う

どの位目を閉じていたのだろう
気づけばベッドのすぐ近くまで波が寄せてきていた
目の前を飛沫を上げて女性が通り過ぎていく
綺麗なブロンドヘアと共に
揺れるオッパイが横切っていく

あれだけ眩しくて閉じていた瞳孔が
一瞬にして開く

トップレスだった
海外では良くある光景だ
自分自身いい歳なのでオッパイが見慣れてない訳では無い ただ 見飽きる事が無いだけだ

あれだけ人のいなかった浜辺は満潮と共にビーチベッドが埋まっていく
ゆっくり見渡すと トップレスがチラホラ
いる中 小さい布をまとっただけの水着や お尻にヒモを通しただけの出で立ちの女性がワラワラしている
鼻血ブシャー(ふなっしー風で)

我が目がオッパイと絡む
我が目がオシリと絡む
サングラスをしてこなかった事を後悔し
冷静を装い近い空を仰ぐ
耳から”ピー”と蒸気が出ている様だった

耳をそばだてると周りの会話から
“ダー”だの”ニェット” と聞こえ
ロシア語だと分かる そう言えば 滞在中のホテルにはキリル文字(ロシア文字)
の表記がありテレビをつければロシア語吹き替えの番組があった
どうやらプーケットにはロシアの人達が多くリゾートに来ている様だった

そう思うとこの浜辺にはリプニツカヤ や シャラポワがウヨウヨして
誠にビューテホー ウットリ見てしまう
ハラショー(イイね!)と思う

男はというとスラッとしたプルシェンコ並みな人は少なく ヒョードルやイゴールボブチャンチンみたいなズングリとした輩がブーメランビキニをユッサユッサさせて浜辺を闊歩している
揺れる股間を見て”北の最終兵器”と頭に浮かんでしまう

それでも我が目は器用に
女性を射抜いていく

ここの浜辺のクオリティは高い
1人ご満悦にビールをあおる

人には人にあったリゾートがある

誠 ここはパラダイスである

肌を焦がし目を焦がし心を焦がす
ここにも又 少しの心残りを置いていく

ここの浜辺は「パラダイスビーチ」

プーケットのお越しの際は是非サングラス持参で行って見て下さい

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記憶のロシア人トップレスのイメージフォト なんだか違う、、、

次回予告 パラダイスビーチの過ごし方

2014-04-03 | Posted in ISHIKAWA旅日記Comments Closed