趣味への路 45
旅が好きだ
月一で日本を旅する というのをしているが
今回はバスツアーに参加してきた
バスツアーというと添乗員さんがハタハタと振るハタの後ろをゾロゾロ付いて観光する そしてゾロゾロの人達は戦後日本経済を担い 発展 成長させて来たのであろう殿方達にその激務を癒やす家庭を守り抜いた奥方達、、、齢65歳以上
そんなのが念頭に浮かぶ
スタッフのタカも数ヶ月前バスツアーに
参加してきた
1人で、、、
友人達や夫婦達の中に1人、、、
食事も1人、、、
タカ本人はそれでも楽しんだようだが
話しを聞いただけだとこちらが辛くなる
そんな話しを聞いていても自分も
バスツアーに参加してきた
今回選んだツアーの決め手は
行く場所は全てフリータイム
食事も勝手にどうぞ!
という放ったらかし企画だったからだ
行き先は「伊勢神宮参拝」
出雲大社に参拝して伊勢神宮に行かないのもどうか、、、と思った
また これだけテレビで伊勢神宮を取り上げられるのを見て知らず知らず
サブリミナル効果が我が脳を刺激したようだ
バスツアーの朝は早い
バスに乗り込むと 居ました戦後日本経済を担い発展成長させてきたと思われる殿方達に激務を癒やす家庭を守り抜いたであろう奥方達 意外に夫婦は少なく奥方様単独というのもちらほらいてもすぐそういう人達は仲間になってワイワイやっている
単独の殿方達も意外にいるが男達は皆静か
平日出発ってのもあるが若いギャルは
マイノリティ 2組、、、
バスの中の平均年齢は65って所でしょうか
それで気づいたのですが自分との歳の差が奥方様達とギャル達とは同じぐらいということ、、、なんだがそういう歳になったのだな、、、とビールが苦い
バスは最初豊川稲荷に下車
そしてフリータイム観光
早速 奥方様達はお稲荷さんを買って来てバスの中でいただいている
“女性とおじさまはお稲荷さん好きだなー”
という勝手なカテゴリー
そのあと熱田神宮へ参拝
ここは普段は神頼みしない織田信長が参拝した場所
ツアーの奥方様達はさっさとバスに戻っていく
“奥方様達の参拝は早い"
これも勝手なイメージのカテゴリー
その日はそのままホテル一泊
屋上の露天風呂から天を仰ぐとオリオン座流星群 ほんのちょっと いつも視界ギリギリをかすめていく
"世の殿方達の夜は早い”
なので10時以降の風呂は貸し切り状態
一人旅の旅情をかき立ててくれる
屋上から眼下にはラブホテル
複雑な思いがかき立てられる、、、
で
翌日
バスに乗り込み出発!の時に
携帯電話忘れた だの ジャケット忘れた
だの 奥方様達殿方様達は慌ただしい
で無事出発
無事伊勢神宮 外宮に到着
遷宮と言う事で新しくなったお社と
以前のお社が並んで拝見できる
以前住んでいたお社はもう既に朽ちてきている感じで人も神様も住んでいないと壊れていくのだ と痛感
外宮と比べると内宮は大きいようだ
テレビで見てきた五十鈴川を渡す宇治橋
を静々歩く、、、というか人の多さでノロノロ進む
霧雨が幻想的に演出してくれる
ヒノキのイイ匂いが湿った空気の中に漂う
自然と深呼吸
参道を歩き正宮へ
神妙な面持ちで参拝
参拝ルートを進むと
荒祭宮(あらまつりのみや)
ここはお願いできるとの事で人の列が長〜く伸びている さっきまで神妙な面持ちで参拝したのだが 急に欲が出たような所
猿田彦神社も参拝し後は
食べ歩き
地方のB級グルメが好きだ
これは豊川稲荷の稲荷バーガー
お稲荷さんが意外にサクサクで旨い
豚捨という肉屋さんのコロッケとミンチ(西ではメンチカツの事をミンチってよんでました)
酒屋の角打(立ち飲み)で日本酒を塩でチビチビして
やはり地方に行ったらそこでしか中々頂けないのを喰い飲るのは愉しい
地方グルメも好きだが限定グルメも好きだ
ガリガリ君 「シチュー味」ジャガイモが入ってます 想像より味はアイス
バスツアー 1人でも楽しめます
お勧めです