旅日記 NEXT DOOR 旅のるるぶ 1

ここでの話はちょっとした旅の話を綴ってます、、、。

「道がある処を進むより 道無き場所を進み道を残すのだ」

アメリカ人哲学者ラルフWエマーソンの言葉だ 

他人と同じ事をするより自分でウンヌン、、、

と言っているのかもしれないが 

これが男ならそのままを受け取り憧れる言葉だ

これが漢なら我も!と ドカドカ行くのかもしれない

これが元バックパッカーの自分なら嫉妬してしまう

先人達が道なき道をかき分け踏み固められ轍となり 道は更に道と繋がっていく

自分の長旅には既に道は開けており            ひたすらに続いていた 道無き場所など無かった  これからも道無き場所など無いだろう

それが反動なのか 海に魅せられ島へと旅をする

海にも海路はあるが海原を蹴ろうが     かき分けようが あとに続く辿った跡は海の泡となり 大海に消えて行く

決して道は残らない 消えゆく泡を見ながらエマーソンの言葉がゆっくり消えてゆき嫉妬が薄れてゆく

今回の旅はタイの南の島 ピピ島     

そしてぶらり一人旅では無い     

旅の道連れが2人 モヒT君にAKK32

我が旅に賛同するのだから

見「る」食べ「る」遊「ぶ」の

「るるぶ」な旅行では無いことを承知で参加して来た

プーケットに入り翌早朝 ピピ島行きの船に乗船する

早朝に我々の「るるぶ」は 見る 

では無く飲(や)「る」 だ

「早朝」と言うのと真冬の日本では国民皆様が ガムシャラ働いて日本経済を担っている中 ビールを飲(や)るという 背徳感が喉を大きく開かせ チリチリ喉を引っ掻いて胃の腑に落ちていく 

んで まどろんでいるうちにピピ島着

ここから島の反対側へと舟で目指す

舟は甲高いモーター音を出しながら海原を蹴って行くこと10分あまり

島の反対側ランティービーチに上陸する

心が火照っていくのが分かる

ここのビーチはここの宿(バンガロー 水シャワー)のプライベートビーチ 

鼻から耳から蒸気が噴き出す

だから我々の「るるぶ」は再び

飲(や)る!で  食べ「る」のでは無く

喰う   なので

浴び「る」

肌を焦がす太陽に 何て白いんだと感嘆し

心を焦がす夕陽に何て眩しいんだと感動し

脳裏を焦がす朝陽を

なんて面白くしてくれるのだと思う

そして我々の「るるぶ」の「ぶ」は

寝転「ぶ」

酔ったら寝転ぶ

眠くなったら寝転ぶ

腹いっぱいになったら寝転ぶ

飲(や)る 浴びる 寝転ぶ が

我々の「るるぶ」

オマケ

飲(や)り 浴び 寝転んだ身体には

お手入れは欠かさない

2015-03-13 | Posted in ISHIKAWA'SPAGE, ISHIKAWA旅日記Comments Closed