旅日記 Next Door 2 バリ島①

ここでの話はチョットした旅の話を綴っています

エッチとスケベだと同じ様で違う
可愛い人と綺麗な人とではクラスは違うが偏差値は同じだ
イケメンと二枚目だと優秀な伝統校の現役とOBの間柄
これはザックリとした自分のカテゴリーの一例

旅行と旅も同じ様で違う 私立の進学校ではあるが スポーツ推薦枠のクラスがある そんな風だ

勿論 進学組が旅行で スポーツ推薦組が旅だ 似て非なるもの

そもそも旅行は「行く」もので 旅は「出る」もの
なので時間の束縛が違う

旅行はスーツケースを引いて行き 旅はバックパックを背負って出るもの
なので行動のフットワークが違う

旅行は出来るだけ他人が不便を取り除いたもので楽しみ 旅は少しでも自分が不便を取り除きながら愉しむもの
なので経済的なものが違う
すなわち 旅行は苦労を出来るだけ省いて 旅は苦労を買って出るかだ(個人の見解です)

今だに「旅」というものに心がうずく
この歳になっても(40オーバー)旅への想いは尽きる事は無い
齢を重ねそろそろ優雅な旅行を、、、
と思うがついつい旅っぽい事をしてしまう
悪い男ばかり付き合ってしまう女性に似てなくもない
何故?と問われれば
「好きになっちゃったんだから仕方ないじゃない(逆ギレ風で)」
、、、だ

パラパラめくった雑誌の中の景色を見た時
すれ違った外国人同志の言葉を耳にした時
エスニック料理屋を素通りした時、、
etc.etc…
いつも日常とオーバーラップさせるのは旅をしていた時のヒリヒリした毎日だった

先日4/8〜12日まで店の旅行でバリ島へいって来た バリ島といえばリゾート
宿泊先はバリ島1番の繁華街の中に有り
ホテル内にはプールがあるという
ここの近くに有名なビーチがあり ショッピングが楽しそうな店が軒を連ね エステやマッサージも充実 夜はクラブも多く 旅行者を飽きさせる事は無い
旅行らしく リゾートらしく全ての毛穴がダラ〜と広がるぐらい 全ての皮膚がビロ〜と伸びるぐらいドップリ浸かればいい、、、、、、が、、、
スポーツ推薦枠の魂がシャウトする

違うだろう⁉ と それでいいのか⁉ と
、、、

フカフカのベッドにダイブし香りのいいリネンを吸い込むのもいいが
きしむベッドに横たわり外から漏れる喧騒のリズムに身を任すのも良いのではないか?
ホテルのプールで汗をかいたグラスを傾けて飲むカクテルもオシャレであろうが 人のいない海で砂のついたビールをあおるからこそ最高なのではないか⁉
、、、
シャウトのこだまが伸びかけた毛穴や皮膚を引き締めてくれる

と言う訳でチャンディダサと言う処まで行って来た
VOLUMEの旅行は基本「個々の自主性に任す」というスタンスなので チョット1泊して来ますと バリ島に着いた翌日早々バスに乗って出発した
揺れるバスに先程のバイクタクシーの兄ちゃんの事を思い出していた、、、

バス停までバイクに乗って来たのだが
バイクの後ろに乗る時 手はどこに置くのだろうか? 我がケツの後ろで掴んでいたのだがバイクの兄ちゃんが肩に掴まれ という 肩に掴まると やおら 我が手をとり兄ちゃんのポールポジションと言うかサイドブレーキと言うか そこに我が手を持っていこうとする

兄ちゃんはゲイであった

揺れるバスの中 これからの旅の波乱を暗示しているかの様で少々の不安がよぎっていた

もともとバスには数人しか乗っていなかったが パダンパイという村でワゴンに乗り換えた時は自分1人になってしまった 要は マイナーな処なのだろうか
旅っぽくなってきた!ゲイの兄ちゃんのわだかまりが解けて行く

チャンディダサに着くと海岸に沿った一本道の小さな村だった
目の前は岩場の海
黒い! 第一印象だ
波が荒い‼ 第ニ印象だ
岩が焦げた様に黒い この一帯の海岸は黒いらしい

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さて これから どうやって行こうか?
目的の場所は更にここから5〜6㎞先だ

いざとなったら海岸線を伝って行けばいいかも?と思っていたがとてもそんなホスピタリティのある地形では無かった

旅行者にとってバリ島の主な交通機関のベースはタクシーや車をチャーターして目的地まで行く
バスも走っているが主要都市を結ぶだけで全土をくまなく網羅しているものは無い

ベモという一定区間を走っている乗りあいワゴンがあるがその見分けがつかない

海岸線に沿ってのびる道にタクシーが通る気配が無い

さてこれからのどうしたものかと悩んでいる時だった、、、

バリ島②へ続く

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サテー(串焼き)のイブイブ(おばちゃん)

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豚と魚のサテー サンバルソースで

2013-04-20 | Posted in ISHIKAWA旅日記Comments Closed