旅日記Next Door 4バリ島③
ここでの話はチョットした旅の話を綴っています、、、。
ビーチマットに寝転んでビールをあおり 音楽のメロディラインをなぞり 本の文律に心酔し いつの間にか 惰眠を貪っている
日が高くなり あまりの日の強さでビールはどんどん気化していく気がして
あまりの紫外線の強さでまどろみが途切れてしまう
開いた本はレフ板の様に日光を反射して 自然と眉間にシワが寄るが心の目尻は下がりっぱなしだ
音楽を聴いていると 普段歌わないのに
足でリズムを取りながら思わず歌ってしまっているのを我ながら音痴だと思う
海、 酒 、本(音楽)は白昼夢の三〜四種の神器
ウットリとろけていく時間が過ぎると腹が減り現実に戻る
なので
気持ちは満たされたが腹がチョイと満たされない なので
隣でバリの木琴がポコポコ メロディを奏でているのをBGMにガツガツ頂く
思わず ウヒヒ と下衆な笑い声が漏れそうだ 誠に申し分ない
このまま日が沈むまで 夜になるまで居たかったが ここには宿が無い バイクのおっちゃんとの約束もあるので (くせ毛の)後ろ髪を引っ張られ引っ張られビーチを後にする
来た道をかっ飛ばして帰っていく
今日泊まる宿を心配するバイクのおっちゃんをやんわり断る チャンディダサに着いたらブラブラ宿を探す予定だった
それでも おっちゃんは見るだけでも と知り合いだろう宿を紹介してもらった
のが ココ
チョットだけよ〜(カトちゃん風)と思いながらもエントランスを見たら心が動き
何とも濡れる部屋だ(男1人)
チャンディダサに夕陽が落ちる
1人では持て余してしまうベッドに身体をうずめ 騒々しいぐらいの潮騒でも ヒリヒリ火照った身体とボンヤリ酔っ払った頭には心地よい眠りへと誘っていく
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波が打ちつける音で目覚めるとまだ7時前 既に陽は上がっている
寝ているのが勿体無い 海にせり出したテーブルでぼけっとしていると 段々と昇ってくる陽で緑が眩しい
宿のイブイブ(おばちゃん)が朝メシを持って来てくれる
目玉焼きのサンドイッチ バリコピ(コーヒー)にフルーツ
目玉焼きに味付け無し なのに旨く感じるのはこのシチュエーションだからなのだろう 本来なら塩コショウにケチャップを要求する所だ
まこと 我がバカ舌は都合がいい
サンドイッチをコーヒーで流し込み
未練タラタラでこの景色を記憶させる
日本からパスポートを持っていき
日本の常識を置いていく
土産話をドッサリ持って帰って
チョッピリの心残りを置いてくる
これが
旅行と旅 双方共通の極意(個人の見解です)
旅のオマケ
チャンディダサからウブドへ
途中
が 市場が断然面白い
帰国の夜 バックパックを担いでの帰路の途中 私服警官に職務質問、、、
旅の神様の演出は最後まで気が抜けない
以上 バリの旅日記でした
長々とありがとうございました。