ISHIKAWA旅日記
旅日記 Next Door 京都&うどん県 4
ここでの話はチョットした旅の話を綴っています、、、。
うどん県の道中に京都があることにも気づいた
そうだ京都に寄ろう!
だ
実はこの旅 深夜バスで早朝京都入りし
その日の深夜に神戸へと移動しフェリーでうどん県に入った
我が旅は相変わらずバタバタしている
京都は紅葉が見頃をむかえています
そんなハイシーズンの京都は戦後日本経済を担い 発展 成長させてきたであろう殿方達と その激務を癒す家庭を守り抜いた奥方達でいっぱいだ
勿論 老若男女東西南北外国人も列挙押し寄せている
それだけこの頃の京都は求心力がある
実を言うと 自分も去年 京都紅葉デビューしたくちだ
東京を深夜出発したバスは早朝京都につき
そのまま開門している寺に行く
朝なので人が居ない
独り占めの寺に「静謐 」そんな言葉が浮かぶ
静謐な思いのまま白龍園に行く
ここは去年から一般公開した庭園
1日限定100人
なのでここも人が余り居ない
白龍園を後にして貴船神社へ
去年 御髪(みかみ)神社という髪を祀る神社に行って来たのだが今回は
濡髪(ぬれがみ)神社
なんだがセクシーなネーミングに惹かれ参拝 マイナーな為 誰も居ません、、、
勝林寺では250年振りの秘仏がご開帳 有難く拝むも あまりプロモーションされてないのか 人もまばら
しかしその近くの東福寺は
人がごった返しています
ので 早々にドロンしブラブラしてたら
まぁ可愛い
秋の日はつるべ落とし
日が暮れたとおもったらもう暗い
京都は周りが山々なので暗くなるのが早い
ライトアップっていうのはどうか、、、
と思ってもとりあえず行ってみる
月に紅葉
それなりに楽しめました
紅葉を素直に愛でる
おっちゃんのスペックがまたバージョンアップ
そんな歳になっちまった、、、
旅日記 Next Door 京都&うどん県 3
ここでの話はチョットした旅の話を綴っています、、、。
うどん県はうどんは勿論だが香川の魅力はまだまだ他にもある
高松市には広ーい栗林(りつりん)公園があり 日本人である心を磨け
凪(なぎ)と言えば瀬戸内海だ
温暖な瀬戸内海を高松市からもぽっかり浮かぶ島々と真っ白い雲を見渡たす事が出来る
近くの島々まではちっこいフェリーが出て気楽に行き来できる ここ最近まで瀬戸内国際芸術祭という瀬戸内の島々を舞台にした現代芸術も開催されていたが その時だけは人々でごった返していたが 空や海はほとんどのシーズンはゆったりだ(と皆が言う)
香川まで来るのにオススメは神戸港〜高松港を結ぶ「ジャンボフェリー」
静かな瀬戸内の海や島々を見渡しながら航海するフェリーは旅情を更にかきたたせる
片道1800円 (4時間 )往復3300円と大変リーズナブルシャア・アズナブル
このフェリーに乗船すれば瀬戸内の景色とフェリーのテーマソングはきっと旅の記憶として心と鼓膜をそっと撫でてくれるだろう
鈍行の在来線にはハイソフトが似合うが瀬戸内を航海するフェリーは蒼い海に緑の島々そして白い雲が似合う
時としてスーパーマリオなキノコ雲がでて旅のポイントを上げてくれる
どうでしょう 香川へと行きたくなりませんか? 香川には東京には無い文化がある
忘れられた文化がある
それは、、、教えなーい(ローラ風で)
行った人にしか体験出来ない文化が旅をすると触れられる
もし 異文化や忘れていた文化に触れたかったり うどんを喰いに 芸術を観に 神様と向き合い巡礼したり気分をほっこりさせたければ 香川へ是非行ってみてはどうでしょう
高松駅周辺にビジネスホテルがあるが温泉旅館は無い(たぶん) そこでオススメは
高松 初❗️のゲストハウス
「ちょっとこま」
だ
ビジネスホテルには無い暖かさがある
ビジネスホテルには無い優しさがある
ビジネスホテルには無い温もりがある
ゲストハウスというと日本人には馴染みが薄いと思う シェアハウスの体験版と言うか民宿をファッショナブルシャア・アズナブルにしたというかそんな所だ
勿論ビジネスホテルよりお値段もリーズナブルシャア・アズナブル
高松の旨いうどん屋を網羅し高松のA級からB級のお土産を網羅し近くの島々をも網羅している つぶらな瞳のオーナー イトウさんとそれをサポートするニコニコのエミさんが
ホスピタリティ(お・も・て・な・し)のクオリティが高く出迎えてくれる
旅にうどん県はあなどれないし裏切らない
オーナー夫妻と一緒に
インドを経てぇパキスタン中国を経てぇ
こうして香川で再開できるのが不思議だ
「ちょっとこま」
高松 ゲストハウス ちょっとこま
と 検索して下さい
旅日記 Next Door 京都&うどん県 2
ここでの話はチョットした旅の話を綴っています、、、。
金毘羅さん参拝を終え うどんを喰うには十分過ぎるウォーミングアップとなり 私鉄コトデンに再び揺られ高松に戻る
旅仲間であり高松市で初のゲストハウスのオーナーであるイトウさんが迎えに来てくれる
ちなみにイトウさんとはバックパッカー時代インド パキスタン そして我が旅最も過酷で重大な中国カイラス巡礼を一緒に廻った言わば戦友みたいなもので( 旅日記 インド〜中国カイラス巡礼参照))道中大変お世話になり 今回も”いけシャアシャア”とお世話になる
チャリで高松市内を廻る事となる
高松市にはレンタサイクルが市営でやっていて1日200円 6時間以内だと100円と大変リーズナブルシャア・アズナブル
ママチャリなのだが高松市は平坦な街なのでママチャリで十分
チャリはパンツに合わせて
チャリをフラフラ漕いで向かう先は地元イトウさんのオススメのうどん屋
一軒目なので先ずはベーシックな
「かけ」を注文
セルフで
黄金色の出汁を
サイドメニューはとり天(鶏胸肉の天ぷら)
取り放題のトッピング はどっさりネギ 2種類の揚げ玉大根おろし そしてタルタルソース(とり天用)
とりあえず素人なセット
イトウさんのお盆にはいかにも玄人なセット
旨い!
口に触れると うどん表面のでんぷんがうどんを包み透明の潤滑油の様でありツルツル入っていく 唇とうどんに間があるような感じ 歯で噛みちぎるのにワンクッションあり2段階の食感がある
そばは喉越しだが讃岐のうどんは唇越しが楽しい で よく聞く”もっちりとして腰がある”だ
豊満なバストにコルセットをギューっと絞った腰つき なのだが セクシーな印象というより 老舗温泉旅館の若女将の風呂上がり、、、と言った方が自分にはしっくり来る
とにかく旨い‼︎
我が胃袋はまだおさまらない
再び街を観光がてらチャリを漕ぎ
トッピングはお揚げさん(濃い味のうどんに濃いお揚げさんは素人のチョイス、、、)
黒胡椒が振ってある麺の上に卵を落とし
で フーフーしながら
旨い‼︎ 和製カルボナーラ
ハイカロリーは金毘羅さん参拝でイーブン
翌日もチャリを漕いで
うどん屋を目指す
目的のうどん屋が移転していた
イトウさんは味の心配をしながら移転先へと案内してくれる
ここでは
を フーフーしながら
旨い‼︎! しかし移転イコール味が落ちる方程式でイトウさんのつぶらな瞳の奥が光る
麺をすすりながら 麺は合格やな、、、との事 うどん県の人が言うなら我が舌も満足だ
実は金毘羅さん参拝の帰りにうどん屋によりうどんを食べ帰りのフェリーでも食べ都合5食うどんを
どれも旨かった!
うどんビギナーズラックは うどん県(香川県)に行けば必ず叶う
うどんを食べたくなったらまた行くのだ
旅日記 Next Door 京都&うどん県 1
ここでの話はチョットした旅の話を綴っています、、、。
旅が好きだ
世界を流浪し ふと思うと日本をあまり知らなかった事に気づき 月1ペースで日本全国何処かブラリ旅をしている
今年最後の旅は「京都&うどん県」
香川県を「うどん県」とうたったプロモーションは衝撃的だった
我が生まれ故郷は「そば」(と 焼きそば)が実効支配圏であるため 齢を重ね
おっちゃんになった今でも「そば屋」の暖簾はしょっちゅうくぐるが「うどん屋」は縁遠い しかし 「そば屋」の敷居をまたぎ思うのは「そば」は時として古典文学を感じ 堅苦しい「能」的に思うのに対し「うどん」は一般文学に感じ 大衆芸能の「落語」的な感じがする(個人の感想です)
東京やその郊外の蕎麦屋の値段の高さ それに反比例する量 店内はしんと鎮まり蕎麦を啜る音しかしない事に時として我が食指のレジスタンスが湧きおこり タイミング良く
「うどん県」を観た時から蕎麦至上主義に反旗を振りかざす事が度々起こる様になっていった
我が麺類の実効支配にうどんがジワジワ
侵食していきウネウネ食指が動き始めていた、、、で
そうだ うどんを喰いに行こう!
で
うどん県(香川県)へ旅をして来た
実を言うと「うどん」だけで我がくせ毛の後ろ髪を引っ張られるかと思えばそれだけではなく バックパッカー時代の仲間が
香川県高松市で初のゲストハウスをオープンさせたから! という求心力が大きい
深夜神戸港からフェリーで高松港に入り
うどん屋はまだオープンしていない位の早朝 コトデン高松駅から向かった先は
誰もいない参道を
で 又登る
途中ヒョウが降って来て
凹みながらも登る先に
更に登り
やっと本宮到着 参拝
しかし 奥社の矢印発見
、、、
更に登る事20分、、、
で
深夜バスに揺られ深夜フェリーに揺られここに来て 今だタフな旅をしていることに
感心するやら呆れるやら我想ふ
うどんは次の話
旅日記 Next Door タイ 3
ここでの話はチョットした旅の話を綴っています、、、。
バンコクも近代化が進み年々便利になっているが 同時に年々生活の匂いがなくなって来ている
ドリアンともドブとも区別がつかない匂いに花の香り そしてジャスミンライス(タイ米)の炊ける匂いが混ざっているのがバンコクの匂いだ(と思う)
それに ムッとする湿度とで空気は重いが 人と車の喧騒で重い空気をずっと舞い上がらせている
昔 強烈に感じた匂いは今では ほのかな
カホリしか感じなくなってしまったが
時に路地の角を曲がって漂って来る強烈な匂いにオドオドして過ごしていたバックパッカー時代の頃を思い出すのだった ピカピカのヘインズの肌触りが今でも思い出す(旅日記 アジア編参照)
あれから10数年が過ぎた 変わりゆく世界に自分はどれだけ変わったのだろうか
成田を出発する人々の中にバックパックを背負っている人が減っているように思う
未だ バックパックと共に旅をする自分はいつまでそれが出来るのだろう
いつまでその旅をするのだろう
これを思うと切ない
もう若く無い 若さに抗う事ができない 来年もバックパックを背負いバンコクへと来る、、、とは言い切れなくなった
それを思うと切ない、、、
日本に居ても世界で嗅いだ匂いに触れる事が出来る そしてその都度沸き起こる旅熱は生涯癒える事は無い、、、
たぶん
そしてその都度
旅を夢想し旅に出る、、、
出来るだけ
うだる日々にビールを煽りメシをかきこみ惰眠を貪る こうして至福の時は過ぎ 今回のタイもお腹いっぱいになった
旅熱は下がり気になるのは仕事の事ばかり 日本へ帰ろう
バンコクを出発するため 空港に行くと我がフライトは30分の遅延との事
台湾経由で台湾の乗り換え時間は約50分
気にせず機上の人となり台湾到着
台湾から成田のチケットを手に搭乗ゲートを確認し ふと空港の時計を見ると どうも しっくり来ない 時計の針は我がチケットの出発時間を過ぎた所を指している、、、
これだから海外の時計って、、、
しかし訝しさを持ちつつ搭乗ゲートに着くと掲示板には出発時間が違い 行き先が違う、、、
これだから海外の空港って、、、
訝しさを保ちつつ近くにいたCA(客室乗務員)にチケットを見せると
綺麗で見事な二度見、、、
ゆっくり顔を上げ「もう 出ましたよ」との無情な発言
廻りのCA達も「やっちゃったね、、」風の顔 顔 顔
此処でハッキリ乗り遅れた事を理解し同時にこの状況が理解出来なかった
CAに案内されたカウンターへ行き訳を話すとトランシーバーで何やら乗務員が連絡を取り合っているのを呆然と眺めていた
すると フライトは明日の朝出発
成田着13時
明日12時から仕事 この状況をどう足掻いてもどうする事も出来ない
頭の中では明日のシミュレーションをしようとするが巧く回らない
これからどうしようと思っていた矢先
ホテルをとったから今日はそこに宿泊して下さいとの事
急に真っ白だった頭の視界が開く
ホテルへはマイクロバスが出るので玄関を出るとフルスイングの横殴りの雨に風 どうやら台風らしい
台風を逃げ切った我が旅は帰りで捕まった様だ
全くの予想外
明日の出発もままなら無い
再び不安がよぎり ホテル到着
海外を旅した中で1番の高層ホテル
ワォ!
再び頭の視界がサーっと開く
バックパックを背負っている人 皆無
それでもチェックイン 部屋に入ると
バスルームは曇りガラスだがスイッチ1つで透明になり部屋を見渡せる
1人では持て余す部屋だ
メシもついている
喰べて
翌日無事定刻にフライト成田13時着
予約のお客さんが待っている
21キロになった我がバックパックを背負ってオシャレな表参道を疾走するのがこの旅のハイライト
我が旅の神様の演出は最後の最後まで気が抜け無い
長々ありがとうございました。