ISHIKAWA旅日記

旅日記 Next Door タイ 2

ここでの話はチョットした旅の話を綴っています、、、。

予想外と言うのは日常に潜んでいて
特に意識をしなければ予想枠外の大なり小なりを軌道修正しながら淡々とこなしている様に思う
が ひとたび イベント事に予想外な事が起きるから人は大騒ぎする

毎年9月に夏休みをとっている
で 先日 夏休みを利用してタイにいって来た

いつも9月にとるのは7〜8月のチケットを取りそびれ10月でもいいが 「夏」と言う感じがし無いので 詰まる所
毎年9月になってしまっている

9月は台風が多い
今回も台風を懸念したが出発1週間前となり 天気予報を見ても沖縄の下に台風が発生した との情報も無く ウシシと
タイへ想いを馳せていた

んが
出発3日前 突如伊豆七島辺りに台風が発生して予想経路を辿ると アラ 大当たり
出発日の時間に関東圏に台風の円が覆っている
全くの予想外であった

出発当日 東へと進む台風より一足早く成田へ出発しどんより曇る空に時より唸る風を恨めしく思い成田着

恐る恐る出発ロビーへ行くと普通に出発との事、、、
スタッフや友人からフライト出来るのかなどのmailが入って来る中
急な安堵とアルコール摂取で一気に緊張が緩和し 出発ゲートのテレビで東海関東圏の台風状況をぼんやり眺めていた この後のフライトにキャンセルが出始めているようだった

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全くもって我が旅の神様の演出はハラハラさせる

タイの目的はダラダラする事

いつもの宿にチェックインして早速お気に入りのメシを喰らう

チムチュムだ

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ハーブ鍋と言おうか

メイン食材を選び(肉かシーフード)

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生卵を絡めてしゃぶしゃぶします(今回は豚肉)

タイバジルや葉物野菜も入れて

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辛いタレをかけて喰らう 旨い!辛い!

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汗と鼻水をだしながら ご馳走様

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いつもの宿には屋上があり本を読みながらビールを煽りメシを喰らう

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エビのミソで手がベトベトになって
ねぶる手が 又 旨い!

街をブラブラすれば其処彼処に動物がいて

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この猫の寝場所はいつもココ

遠くに象もいる 流石 タイ

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物静かな夜にハガキも旅をさせる

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後は喰べて

20130930-123352.jpg(シャコのニンニク揚げ)

喰べて

20130930-123511.jpg(カオマンガイ 茹で鶏肉ご飯)

喰べる

20130930-123604.jpg(アヒル肉の汁なし麺)

今回特に気に入ったのはコレ コレもソムタム(青パパイヤのサラダ)

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普通のソムタムではなくパパイヤを揚げてあり辛いタレをつけて食べる
パパイヤのかき揚げ といったとこ

後はイープン(日本人)大好き
カニと卵のカレー炒め

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コレはカニのむき身なので見た目のボリュームは無いが手が汚れ無く食べやすい タクシーで行ったまでの事はあった
けどタイ バンコクの渋滞は酷い

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なので

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船も利用する ミルクティー色のチャオプラヤー川を眺め

移動する場所には

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メシがある

喰べ過ぎて エクササイズがてらムエタイジムへ行く

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が とても自分は無理 と
素早くジャッジメント 見学だけ

見てるだけでも腹は減る

で 喰べる(鱸の梅干し煮)

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旨い!ばかりだと思いきや

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馬に乗る
山賊って言われます、、、

そんな日々

続く、、、

2013-09-30 | Posted in ISHIKAWA旅日記Comments Closed 

 

旅日記 Next Door タイ 1

ここでの話はチョットした旅の話を綴っています、、、。

切ない話をする

今日の仕事も終わり深夜コンビニによってふとカゴに入れた飲み物は以前一緒に暮らしていた人の好きなものだったと レジで気づいた時、、、 や
この冬始めてお気に入りのコートに袖を通し ポケットから小銭と一緒に出てきた映画の半チケを見て 一緒に観た相手はもう手が届かなくなってしまった人だと思いだしたり、、、

なんていう切ない話ではなく

友人のパソコンを借りたら
「スカ○プD」 や「40歳平均年収」などの検索履歴を見てしまったり
みんながチラ見する綺麗なお姉さんの服にご飯粒が付いてるのを見てしまったり、、、という切ない話でも無い

代々木公園でよく各国のフェスティバルが催され その度にブラリ出かけると
其処彼処から漂うスパイスの匂いは
バックパッカー時代にその国を訪れた時の匂いと結び付き いつの間にかその国の喧騒の中を旅する白昼夢を見ると途方もない切なさが襲って来る

切ない話とはコレ

「匂い」は香りより湿度を感じ質量を感じる そして何より時として郷愁へと誘ってくれる そしてその先には
甘く 酸っぱく 苦い 総じて切ない思いを引き寄せてくれる

旅への想いは今では心の澱(おり)となり
深く底に沈んでいるが ひとたび舞い上がるのはいつの日か嗅いだ匂いに触れる時だった

旅への想いは決して治る事の無いウイルスに冒された様なもので いつの日か嗅いだ匂いは旅の記憶を掻き乱し
ゆらり舞った旅の想いは微熱に似て日常を営む平衡感覚を麻痺させる

切なさが募る、、、

アジアはそんなウイルスに冒された自分のサナトリウム(療養所)の様であり
火照った旅の想いを癒すのに良い所だ

ここ数年夏休みをタイ バンコクで過ごしでいる いつもの宿に泊まりこれといって観光はしない
ただ うだる様な日々にビールを煽り タイ飯をかきこみ惰眠を貪る
そんな療養の日々を書く

パート2へ続く、、、

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遠くに 世界遺産の富士山

2013-09-29 | Posted in ISHIKAWA旅日記Comments Closed 

 

中国 カイラス巡礼11 アリ

この投稿は1999年から2001年までをバックパックを背負って世界を放浪した話を書いています

 

皆様 ご無沙汰しております すっかりこの旅日記がライフワーク的な時間のとり方をしてしまってます、、、、、

もう少しペースを上げたいと思うしだいです

まずはここを参考に「アリの公安と公衆便所

 

カシュガルを出発して4日がたった イトウさんのブログで綴っていたように

紆余曲(骨)折して ようやくアリという街が見えた 曇りガラスのコンタクトを

したように 画素数が荒い景色に自分の目には映る

きな粉を街全体にぶちまけました、、、そんな街の風景だ

幼い頃読んだ火星都市の想像図とも似た 殺風景な大地に突如アリという街はある

やっとの思いで着いたのでそれなりの感慨にふけ気持ちを高ぶらせるのかと思っていたが

まったく気持ちが上がってこない その代わり幾重にもどんよりした心のモヤは不安という

低気圧がグルグル覆っていた なぜならこの街へは公安(警察)に自首する為に来たからだ

「自首」というのは日常平々凡々と過ごしてきた日々をなぎ倒すだけのヘクトパスカルの

数値を持っていると思う

アリの街手前でトラックから降ろされトラックの運ちゃんは右手の親指 人差し指 中指を

こすり合わせてお金を請求する、、、このジェスチャーは世界共通なのだろうか?と思いながら

500元(約7500円)払うヒッチハイクといえどもここでは裏ビジネスだ

中国では外国人を乗せてはいけないらしい ましてここ一帯は外国人未開放地域の為外国人を

乗せている所を公安に見つかれば罰金が待っている 運ちゃんにとってもオイシイだけでは無い

街の中心部へと歩く足取りが重いのは久々に背負うバックパックの重さだけではない

カシュガルを出て外国人未開放地域(外国人以外は入っちゃだめよ)に入り公安の目を

意識し公安を避けるようにしてきたので未解決事件の犯人の気分が心と足取りを重くさせる

しかし このどんよりした気持ちを汲んでも アリという街をグルリ見渡し思うのは

前途が無いように思う(個人の感想です)荒涼とした大地は色彩に欠け

近代中国の建物ばかりで面白みに欠け 無理やり造った感のある街並みは好奇心に欠け

通り過ぎる為の街に見え人々にも生活向上意識に欠けているように思う

砂を舞い上がらせる一陣の風すらやる気なく頬を撫でる

ここにしばらく逗留すると想像するだけでゾッとする もしそうなったらノイローゼになりそうだ

足取り重く公安へ行くと担当者が不在ということで街に飯を食いに出てぶらぶらする

まったく持って面白みにかける街だ 指定された時間に再び行くと1人の女性公安員が

「さっき来た人達?!」というような感じでここだと手招きする

窓から陽の光が薄暗い部屋に差込み華奢な女性公安員のアウトラインをくっきりさせる

この公安員の顔が浅黒く見えるのは陽をバックにしているせいだけでなくチベット人だからだろう

名を「デキ」さんと言う デキさんは英語ができるようで イトウさんとのやり取りでここまでの

罰金300元(約4500円)を払い

旅行許可書をテキパキ作成してくれる

拍子抜けする思いでデキさんを見ていた 勝手に想い描いていたここでのシュミレーション

ではチクチク嫌味を仏頂面で言われ(もちろん中国語)

賄賂を要求してくるのでは、、とまで思っていた

スムーズな一連の手続きがここは中国なのか?とまで思ってしまう

きっとそれだけここを利用してカイラスを目指していったバックパッカーが多いのだろう

その轍がこの流れるようなルーティンの1つだ

旅行許可書があれば未開放地域であっても公安員にとがめられることは無い

駄目だといいながらお金で解決出来てしまうこの国のシステムの矛盾と合理性に

少々鼻白んでしまう だったら最初から未開放地域手前で入域料とでもして取れば

いいのに、、とこの国の不条理に少々の憤りも覚える

と まあ 許可書発行料50元(約750円)払い デキさんはさっさと腰を上げるのかと

思いきや 我々の宿を紹介してくれる おまけにヒッチハイク情報も教えてくれる

斡旋に漏洩だ! デキさんよ なぜだ? 中国国内でこれだけのホスピタリティーな

ことを受けたことが無い 今まで人に聞いて帰ってくる答えはバラバラだが皆一様に

ぶっきらぼうだ なのにデキさんは小汚いバックパッカーの為に尽くしてくれる

そう 中国に入って「人に尽くす」と感じたのは初めてだ

チベット人の魂が我々日本人と同じ仏教徒であることにシンパシーを感じているから

なのだろうか それともこの街で面倒な事が起きないようにサッサとここから出てって

ほしいからなのだろうか それとも目の前の漆黒のヒゲのイトウさんがタイプだからなのだろうか、、

この後デキさんは我々の宿にきて明日出発するトラックを見つけてきてくれた

「旅行代理店みたいやな、、、」と苦笑いするイトウさんの顔にもこれまで思う様に

進まなかったヒッチの旅がここにきてスムーズに進んでいるのに戸惑いを感じている

ようだった

明日朝6時にトラックが出発するというので色めきたった我々和製ホール&オーツは

晩飯と食料調達へと夜の街へ繰り出す 夜といってもまだ陽は明るいのは時間が

北京時間に合わせているからだ 感覚はアリの街がPM9時で日本の夏のPM6時

色彩に欠ける街でも所々看板に色が灯り人々を呼び寄せる

そのうちの黄色い看板の一軒に入る ギョーザ屋だ

スープギョウザと揚げギョウザだったらしいが「ギョウザ」としか憶えていない

ただ味は高めに設定した期待のバーに体当たりした、、という味だったのは覚えている

味はともかく食事らしい食事がうれしかった 店内が明るく活気がある

我々がギョウザをむさぼる横で テラテラに顔を赤くしたおっちゃんが

マイク片手にカラオケで熱唱している 地声をただボリュームを上げてだけのだみ声だ

カラオケはここでも人気のよう この街では娯楽が少ないのでろう

こんな食堂にもカラオケはある もしかしたら英語を話せるデキさんは誰かと

英語を話すのがこの街での娯楽の1つなのかも知れないとボンヤリ思う

旅のオマメ

北京時間…….中国はあれだけ広いのに国内で時差を設けていない為 東と西では同じ時間でもだいぶ感覚がちがう西のウイグル地方では稀にウイグル時間がありバスの出発じかんの確認が厄介だ

旅行許可書…..これ

開くとこうなってる

 

 

2013-06-02 | Posted in ISHIKAWA旅日記Comments Closed 

 

旅日記Next Door 4バリ島③

ここでの話はチョットした旅の話を綴っています、、、。

ビーチマットに寝転んでビールをあおり 音楽のメロディラインをなぞり 本の文律に心酔し いつの間にか 惰眠を貪っている

日が高くなり あまりの日の強さでビールはどんどん気化していく気がして
あまりの紫外線の強さでまどろみが途切れてしまう

開いた本はレフ板の様に日光を反射して 自然と眉間にシワが寄るが心の目尻は下がりっぱなしだ
音楽を聴いていると 普段歌わないのに
足でリズムを取りながら思わず歌ってしまっているのを我ながら音痴だと思う

海、 酒 、本(音楽)は白昼夢の三〜四種の神器

ウットリとろけていく時間が過ぎると腹が減り現実に戻る

なので

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イカンバカール(魚のバーベキュー)を頂く

気持ちは満たされたが腹がチョイと満たされない なので

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ナシゴレン(チャーハン)も頂く
今だ衰えが鈍い食欲

隣でバリの木琴がポコポコ メロディを奏でているのをBGMにガツガツ頂く
思わず ウヒヒ と下衆な笑い声が漏れそうだ 誠に申し分ない

このまま日が沈むまで 夜になるまで居たかったが ここには宿が無い バイクのおっちゃんとの約束もあるので (くせ毛の)後ろ髪を引っ張られ引っ張られビーチを後にする

来た道をかっ飛ばして帰っていく

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今日泊まる宿を心配するバイクのおっちゃんをやんわり断る チャンディダサに着いたらブラブラ宿を探す予定だった
それでも おっちゃんは見るだけでも と知り合いだろう宿を紹介してもらった

のが ココ

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チョットだけよ〜(カトちゃん風)と思いながらもエントランスを見たら心が動き

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緑の道を歩いて

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心がときめき

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バンガローの部屋を見たら心は決まった

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ここに泊まろう
一泊1500円

何とも濡れる部屋だ(男1人)

チャンディダサに夕陽が落ちる

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何とも濡れる景色だ(男1人)

1人では持て余してしまうベッドに身体をうずめ 騒々しいぐらいの潮騒でも ヒリヒリ火照った身体とボンヤリ酔っ払った頭には心地よい眠りへと誘っていく

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波が打ちつける音で目覚めるとまだ7時前 既に陽は上がっている
寝ているのが勿体無い 海にせり出したテーブルでぼけっとしていると 段々と昇ってくる陽で緑が眩しい

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宿のイブイブ(おばちゃん)が朝メシを持って来てくれる

目玉焼きのサンドイッチ バリコピ(コーヒー)にフルーツ

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目玉焼きに味付け無し なのに旨く感じるのはこのシチュエーションだからなのだろう 本来なら塩コショウにケチャップを要求する所だ
まこと 我がバカ舌は都合がいい

サンドイッチをコーヒーで流し込み
未練タラタラでこの景色を記憶させる

日本からパスポートを持っていき
日本の常識を置いていく
土産話をドッサリ持って帰って
チョッピリの心残りを置いてくる

これが
旅行と旅 双方共通の極意(個人の見解です)

旅のオマケ

チャンディダサからウブドへ

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ここからクタまで再びのバイク

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ここからクタまでは交通量が多いので

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自分もヘルメット装着

途中

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バリ舞踊を観て 観光っぽくもしました

が 市場が断然面白い

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帰国の夜 バックパックを担いでの帰路の途中 私服警官に職務質問、、、
旅の神様の演出は最後まで気が抜けない

以上 バリの旅日記でした

長々とありがとうございました。

2013-04-24 | Posted in ISHIKAWA旅日記Comments Closed 

 

旅日記Next Door 3 バリ島②

ここでの話はチョットした旅の話を綴っています、、、。

チャンディダサに着いたはいいが ここが来たかった場所では無い
目的地は更に奥へ行った処にある

バリ島にくる以前 島全土の地図を目でなぞっていたら たまたま気になる場所を見つけた 地図上ではそこへ行くのは1本の道しか無くどうやら周りは鬱蒼とした深い緑でおおわれている様だった
「行ってみよう」 今迄つちかってきた旅のカンであった

スポーツ推薦枠の魂がそこへと突き動かす

ただどうやって行くのか分から無い 運良くタクシーを見つけても車が行けるかどうかも分から無い、、、
とりあえずチャンディダサと言う処まで着たら考えよう と こうして黒い海岸を見ていた
黒い海岸と地図を見ながら思案していると 癖のある英語(Rの発音がキツい)で
話しかけてくる声が背中越しに聞こえる
振り返ると兄ちゃんとおっちゃんの間をとったというような男性が自分に話しかけてくる(以下おっちゃん)
「何処へ行くのか?」と
めんどくさいので「Just Looking」
「ジャランジャラン(散歩)」と
かわしてもおっちゃんは話しかけてくる ただどちらかと言うと 今までのバリ男達のしつこさや何としてもカモろうという卑下た顔では無い
後頭部を掻いて”照れるな〜"がにあいそうだ
おっちゃん曰く「何処へ行くのか?少し離れた処にいいビーチがある」
と言う どうやらバイクタクシーのおっちゃんらしい
ここでもバイクという手があるのか と思い とりあえず「その場所は?」 と
地図を渡すと自分の行こうとしていた場所であった
これは千載一遇のチャンスなのだが 万が一の用心もあった 早朝のゲイのバイクタクシーを思い出し 我がケツが引き締まる

が これも縁と思い 話を聞いていると
その場所に着いたら又夕方迎えに来る とまでいう 往復千円 相場がわから無い ただ他のアジアと比べると割高だ
ここでは旅行者が少ないので売り手市場 交渉もままならない ここで時間を無駄に過ごす方が勿体無かった

おっちゃんを頭から足まで見てもとても男好き というバイブスは伝わってこない 名刺をもらうと漁師だ ダイビングのサポートもしているらしい バイクタクシーは小遣い稼ぎなのだろう

交渉を受諾し早速バイク(原チャリ)にまたがり出発する

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バイクは暫くつづら折りになった坂道を登ったり下ったりして一山二山越えて行く
バイクのおっちゃんは峠の走り屋のごとく車をガンガン抜いて行く アジアでのバイク運転はエッジが効いている
公道における優越は
車≒バイク>通行人 であり 歩道はバイクがクラクション鳴らして人がよけて行く中突っ切って行く
この人の良さそうなおっちゃんもハンドルを持つと人格が変わる こち亀の両津の後輩 本多の様だ

バイクはかっ飛ばす

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猿が生息する山を越え

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コウモリが生息する山を越え

暫く走り右折する 多分ここが地図の一本道だ ここから所々舗装が剥げた悪路
になる 穴をよけながら我々はケツをフリフリ進んで行く

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鬱蒼とした緑の中 田んぼが出てきたり 少女(推定10〜12歳)がヨロヨロ運転する原チャリの後ろに子豚を抱えたおっちゃんが乗っていたり 少年(推定8〜10歳)
の運転するバイクは手が届くのも足が届くのもやっとだ
通り過ぎていく風景を見てついつい目が遠くなる アジアンな牧歌的風景だ

緑の中 昨日降った雨で糠るんだ道をソロソロ下っていくと急に景色が開ける
目的の場所はそこにあった

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もういい大人(40オーバー)なのでテンションをひけらかすのは恥ずかしい が
思わず声を上げてしまうと バイクのおっちゃんはニタリ顔で「ダロ!」と言っている風だ
小さい入江になっているビーチ(全長3〜400m)はこの辺り黒い海岸が多い何故かココは白い

緩く弧を描いたビーチの両脇は深い緑で囲まれている

バイクのおっちゃん曰く
両脇は海流が強いので気をつけた方がいい と何ともホスピタリティある言葉を残し帰っていった

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海の家が5〜6軒連なっている
入江の真ん中辺りのビーチマットを選ぶ 一日200円

マットに寝そべりビールをあおる
強い紫外線が目を細くさせ その視線の先の水平線にいつか見たカリブを思いだす

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ビールをあおる 目を閉じても日の光はまぶたを通しても十分わかる

肌を焦がし 心を焦がす場所が また
ここに1つ

この場所は

教えな〜い(ローラ風で)

まだ 暫く旅はしそうだ

旅のオマケ

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あまり人が居ないので

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フチ子さん同伴

旅をすると手紙を書く
ハガキにも旅をさせたいのだ

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ハガキが届いた方 場所はココ

、、、バリ島③に続く、、、

2013-04-22 | Posted in ISHIKAWA旅日記Comments Closed